DNSサーバーのTTLについて・・・
一般向けの話ではないですが社内教育の一環で記事を書きました。
DNSサーバーの設定でTTLとは何かという問いにTTLはTime To Liveの略でDNS設定のリソースの保持期間(キャッシュ)を何秒にするかで数値です。
DNSとはDomain Name Systemの頭文字の組み合わせでいわゆる example.com と言うドメインを得た場合にそのドメインでアクセスして頂いた訪問者にどこのサーバーのグローバルIPと「=(イコール)」で結ぶかを設定します。
前記のexample.comが127.0.0.0(あくまで例です)と言うIPアドレスと結びたい場合は、この情報を自身のドメインの情報でDNSサーバーを●●●を指定して書き込むと、世界中のDNSサーバーにその情報が共有される仕組みです。
こんな書き方で表現されます
(例) www.example.jp. 3600 IN A 127.0.0.0
※www.example.jpは127.0.0.0で利用しています
TTLとはこの世界中のDNSサーバーで記録してるレコードの保持期間を決めるものです
www.example.jp. 3600 IN A 127.0.0.0
前記の3600がその数字で秒数で設定されています。例は1時間になります。
1時間で一旦保持をやめる場合は時間ごとに新しい情報に書き換わっていたらその時に更新をします。
因みにそんな面倒な仕組みいらないから0秒で設定すれば良いのではと思いますが、そうするとサーバーは常に書き換わるすべてのドメイン情報を更新しなといけませんのでオーバーワークになる可能性があります。なのでドメイン設定のレコードにはこれぐらいの時間で一旦再確認、というようにしてサーバーへの負担を軽減しています。
なのでTTLの設定は結構大事なものです。
因みにTTLを数値を低くしたいケースは近々サーバーが新しくなることが予定されているとかの場合は新サーバーにいきなり更新をせずに、まずはDNSサーバーで指定のドメインのTTLを短く設定して、世界中のDNSサーバーの更新頻度を短くし、サーバー引越し後に情報の更新を行うと言う仕組みでTTLは調整しながら使うと良いと思います。
以上です。
P.S やっぱり文章だけでは無理のあるなと実感、機会があれば図解入れていきたいと思います。
参照文献
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